変数の型一覧

種類 タイプ 備考
int 整数 有効範囲はOS依存となります。32bitなら4バイトのことが多いようです。
long 整数 4バイトサイズの整数型です。long int と書いても同じです。
short 整数 2バイトサイズの整数型です。short int と書いても同じです。
char 文字(半角)・整数 1バイト分のメモリが確保されます。有効範囲は-127〜128です。
float 実数 4バイトの単精度浮動小数点実数です。DirectXなどではよく使われます。
double 実数 倍精度浮動小数点実数です。精度が必要なときにこちらを使いますが、文字通りfloatの倍の8バイトを消費します。
bool 真偽値 true・falseの値を持っています。一応、falseは0、trueは0以外という割り当てがあるみたいです。条件とかでよく使います。
auto 自動変数 入れるものによって型が変わります。ただ、どんな変数なのか分かりづらくなる点と、通常の型でもキャスト(型の変換)が容易にできるので使わないです。イテレータなど型が明確で長くなるもの以外で使ってるコードは見たことないです。


付属品

int などの手前にくっつけて使います。

種類 タイプ 備考 つけられるもの
unsigned 符号なし 負の数を扱いません。その分整数の扱える範囲が増えます。なお、OS依存があるようです。 bool以外
signed 符号あり 負の数を扱います。普通にintなどと宣言した場合、このタイプになります。 bool以外


特殊なもの

CPUなどの進化により最近(といってももう大分たってしまいましたが…。)現れた型です。大きな数を扱います。

種類 タイプ 備考
long double 4倍精度浮動小数点実数 16バイト長の実数を扱います。環境によっては64ビット、80ビット、128ビットと幅があります。
long long int 64ビット整数 非常に大きな値を扱えます。暗号化なんかを作るときにたまに出てきます。

その他

特殊な動きをします。後々色々と便利になるので覚えたほうがいい気がします。

種類 備考
const 定数です。宣言時は必ず=○○と値を入れます。後から変更ができません。なお、定数名は大文字にするのが一般的です。
static 通常の変数は宣言した括弧を抜けると値がなくなってしまいます。しかしこれをつけると値は保持されます。なお、宣言時に=で代入(厳密には初期化)した場合、それが実行されるのは初回だけです。また、staticをつけるとほかのファイルから参照ができなくなります。
extern 主にほかのファイルの値を使いたいとき、使いたいファイル側でこの宣言をします。ただし、使えるのはグローバル変数の場合のみです。
register CPUのレジスタを使います。高速ですが、容量が少ないです。無理だとPCが判断したら通常通りの変数になります。正直使わないです…。
inserted by FC2 system