最短のプログラム

void main(){
}
コマンドプロンプトから "cl ファイル名"でコンパイルをかけてみます。
警告が出るかもしれませんが気にしません。

実行結果:(何も起こらない)

プログラムの約束事

1.必ず"main(){"から始まる
2.下に向かって実行して行く
3.一番下までたどり着くと勝手に終了する
4."{"を使うとTABキーを使って1つあける
5."}"を使うとTABキーの空白を1つ減らす

文字を表示してみる

#include <stdio.h>

int main(){
	printf("ゆっくりしていってね!!!");
	return 0;
}


実行結果:(ファイル名はt.cにしてあります。)
実行結果

何かプログラムが増えました。
では順に見ていきましょう。

#include <stdio.h>
これがないと文字を書く命令のprintfが使えません。
詳しくはだいぶ後にやります。たぶん。

int main(){
ここから始まります。最初の例ではvoid mainでしたが、intにしたほうが絶対いいです。
理由とか、そもそもvoidとかintって何? っていうのは次の次のページあたりで説明します。

printf("ゆっくりしていってね!!!");
文字を表示する命令。括弧()の中に表示したい文字をダブルクォート("")で囲って書きます。
セミコロン(;)を忘れずに!

return 0;
void mainからint mainに変えたことによる弊害(?)
"エラーはなくソフトを終了します"って言う命令です。

約束事その2

1.命令の後はセミコロン(;)をつける
2.括弧は開いたら閉じる
3.""の中以外では日本語などの全角文字は使えない
4.変なところで改行しない
5.1行1命令(例外あり)

特に4ですが、変なところとは… をさします。分かりにくいので画像を張っておきます。

いい例とだめな例

なお、""の始まる直前直後や、()の前後といった、文脈のわかる部分は改行しても大丈夫です。
ただし、;の直前は改行しないほうがいいです。(1文字なのでしなくても…)

命令の書き方?

今さっき、なんとなくprintf("〜〜");と書いたと思います。
命令はこれ以外にも大量にあります。しかし、書き方はこれとほとんど一緒なので、書き方を見てみましょう。

命令文

まず、printfというのは命令の名前です。プログラミングの言葉では関数名といいます。
次に ( が必ず来ます。そしてその中に命令に使うデータを書きます。
たとえば、printfなら、( の後には、画面に文字を書きたい文字のデータを書きます。
これを 引数 と呼びます。
これが複数ある場合はカンマ(,)で区切って並べます。
あとは、括弧を閉じて;をつければ完成です。

例: hoge("引数1", "引数2");

※hogeという関数は普通は存在しません。()の中の書き方を見てください。

次はもう少しprintfを使うのに慣れましょう。

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